のりつぶしぶろぐ
JR線完乗までの乗り潰し旅行記を書いていくブログ
プロフィール

Author:訓
JR完乗を目指す鉄ヲタ
もともとは撮り鉄だったが、トレイング2000キャンペーン辺りを境に、乗り鉄にシフト気味。
最近では、とあるマンガを反面教師に、観光もしようと思っているが、どうしても鉄優先。
アニヲタ、ギャルゲヲタ属性も持っているため、時々鉄オンリーのヲタには意味不明の表現を使う。



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4/29 成田線
 改札外のNEWDAYSで若干の買い物をして、自動改札にSuicaをタッチしてホームへ。
 さて、帰りは成田線を経由して、未乗の松岸−香取間を乗り潰す。乗車時間が結構長いのでロングシートの211系だと嫌な所だが、どうやら次の成田線回り千葉行きは113系のリニューアル車の様だ。
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 車内で発車を待つ。そう混雑する訳でもなく、全く乗っていない訳でもない。だが、この辺り、一本逃すと次まで相当待たされるから、その一本ごとにそれなりに乗客が集中する。路線としては乗客が多い訳ではないのだ。

 成田線の車窓は、まあ、総武本線回りと大差なく、田んぼ時々集落と言った構成が続く。まあ、同じ平野の沿岸部と内陸部、そう違うものでもないだろう。
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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

4/29 銚子電鉄6
 桃鉄号に乗り込み、再び下る。やっぱり結構乗ってる。普段から毎日この様子なら、経営の心配はないのだろうが、きっとこの状況は観光客が増える休日、しかも連休になる時期だけだから、経営がヤバイ状況が続いているのだろう。勾配票だの架線吊りだのと言った。売れる物はなんでも売っている感も、そう考えれば辻褄が合う。
 本銚子で下車。この駅の上にかかる跨線橋が撮影スポットになっているらしい。今回持って来ているコミック版鉄むすや、鉄子号車内に掲載されている鉄子特別編でも登場している。流石に南田マネージャーの様に、ダッシュで跨線橋まで走り、自分の乗って来た車両を撮ったりはしない。ホームから道路へと出て、跨線橋へ。駅前にある小学校の通学用なのだろうか?線路の反対側の住宅地との間を結ぶ歩道橋だ。その歩道橋上で、桃鉄号と交換してやってくる鉄子号を待つ。このあたりは、既に線路に相当の雑草が茂っている。仲ノ町にあった草刈り機の出番は近いのかもしれない。
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 上りの鉄子号撮影後、一旦駅の待合室へ戻る。鉄子号が銚子まで行って戻ってくるまでは、しばらく時間が掛かる。もともとは、この駅にも時間は限られるものの駅員の配置があった様だが、今はない。完全な無人駅だ。運行情報表示用のLED掲示板付きの自販機が設置され、運休や遅れの情報も一応得られる様にはなっている。今は平常運転中と表示されている。
 下りの鉄子号が来る時間が近付いたので、再び歩道橋へ上る。ホームには、地元民らしい何組かの乗客も居る。観光資源としてだけでなく、彼等の生活の足としての側面も、まだ持ち続けているのだ。

 下りの鉄子号を見送り、三度ホームへ、充分遊んだし、次の桃鉄号で帰るとしよう。
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 桃鉄号で銚子駅へ帰還。一旦改札口へ向かう。Suica導入に伴い、自動改札化されたが、銚子電鉄の切符では、自動改札は通れず、有人通路に人が集まる。そこへ、精算が必要な集団がいて、すっかり詰まってしまっていた。学生の集団、せめて精算不要な人が通り抜けられる隙間を空けてくれていれば良いのだが、そこまで気が回らない様で、完全に通路を塞いでしまった状態で、一人一人精算。このままでは、いつになったら改札外へ出られるのかわからない。そう思っていると、駅舎内から駅員が一人出て来て、自動改札の横、団体客や業務関係者が通る為の通路の柵を開け、そこで切符の回収を開始、どうやらこういう状況には慣れている様だ。


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4/29 銚子電鉄5
 桃鉄号の通過を見届け、駅へ戻る。黒生で交換した鉄子号が上ってくるはずだ。
 待つことしばし、上ってきた鉄子号は、結構な乗車率。一駅の乗車、仲ノ町で下車。ここで下車した理由は、車庫見学だ。
 車庫見学には、駅で入場券を買う必要がある。駅舎内、と言うか待合室は段ボールがいっぱいだ。そして、駅舎脇になんだか怪しげなジャンク品販売コーナーまである。…どう見ても勾配票という物に3000円とかって値段が付いている。更に犬釘とか、よくわからない線とか棒とか金属塊とか。犬釘に至っては、一本50円と格安だが、そこはそれ、他所で売っている様な新品の犬釘型文鎮なんてレプリカではなく、赤さびでボロボロの、どっかの腐った枕木から引っこ抜いたのか、取れたのかしたような、紛れもない廃品。ううむ…。
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 とりあえず、窓口で入場券を買う。入場券は硬券で、電車柄と機関車柄から選択可能だ。機関車柄デキ3を選択。
 入場券を買って構内踏切を渡り、車庫に入る訳だが、特に案内が付く訳ではなく、車庫内の立ち入り許可エリアを勝手に歩き回る様になっている。検修庫の中とかは、もちろん入れないエリアだが、開いている扉から中を覗く程度なら、まあOKだろう。その検修庫の扉に、草刈り機の刃の様な円盤が三枚掛けてある。はて、この部品は何だろう?どう見ても草刈り機の刃なのだが、ここにあると言うことは、車両の部品か、整備に使う道具なのだろうか?そんな事を考えていると、検修庫内に草刈り機の本体が置いてあるのが見えた…草刈り機の刃の様なものではなく、草刈り機の刃そのものだった。これから夏にかけて、きっと線路の周りや中の草刈りに大活躍するのだろう。
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 仲ノ町車庫には、今日運用に入っている1001と1002以外の電車、そして名物機関車デキ3が残っている。本線に近い所に701と801、そして奥の方に702とデキ3だ。701と801は元々の茶色と黒の銚子電鉄カラーだが、702は青系の色に塗り替えられている。外川で休車中の301も銚子電鉄カラーだが、営業運転には使えない。つまり、使える車両5両のうち過半数の3両が塗色変更車と言う事になる。

 さて、この仲ノ町車庫、車両の他に展示物もいろいろあるが、展示物なのか何なのか良くわからない物も結構ある。地面にドンと置かれたパンタグラフ、展示物なのか、予備部品なのか、廃品なのか謎な一品だ。そして、結構古めかしいスクーター、社員の誰かがこれで出勤してるって訳でもなさそうだが、何故ここにあるのか?まあ、良いか。
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 構内踏切を渡り、駅へ戻る。ここにも貧乏神。犬吠と黒生と仲ノ町、これで三つめだ。説明の石版を読んでみると、どうやらこの石像は貧乏神の頭に乗った猿とセットで「貧乏が去る」という意味らしい。「しあわせ三像」となっているので、ここまでで見た三体で全ての様だ。
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 さて、この駅を去る前に、ちょっと売店というか駅舎内の事務室というか、その兼用というかな所に入る。折角だから煎餅を買って行く。ついでに、ホームにあったあのジャンク品販売についても、少し聞いてみる。買うかどうかは別として、あの辺のなんだかわからないものを説明して貰う。犬釘や勾配票は良い、微妙なカーブをしている細い棒…架線吊りだとか。結構重い金属塊…ブレーキシューらしい。どうしようか悩んだが、結局犬釘だけを買った。勾配票を買って遊んでみると言うのも、面白かったかもしれないが、持って歩くのもアレだし、配送したらしたで、この連休は受け取りに困りそうだ。また何かの機会で来た時に、売り物と買う気と金銭的余裕があったら買ってみよう。

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4/29 銚子電鉄4
 さて、上り鉄子号に乗り、再び銚子方面へ、主目的は完了したが、まだまだ午前中。もっと遊んで行く。
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 笠上黒生で下車、スタフの交換を撮影し、鉄子号、桃鉄号共に走り去るのを見届ける。…ここのホームにも貧乏神が居る…。
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黒生で降りたのは、別に行き違いを撮影したかったから、と言う訳ではない。駅を出て、行ったみたい所があったのだ。アバウトな地図と、目標物の目視を元に、適当に突貫する。目標地点、銚子ポートタワー隣接ウオッセ21。
 何故、こんな事を始めたかというと、この笠上黒生駅、一応、銚子ポートタワー最寄り駅となっている。(嘘ではないが、通常は銚子駅からポートセンター行きバス、ないしはタクシーで行く。)そして、コミック版鉄道むすめでは、主人公岸山が、外川つくしの案内で、この黒生駅からポートタワーまで歩いている。となれば、この歩くの大好き野郎が黙っている訳がない。歩けるというなら、歩いてやろうじゃないか、と言う訳だ。
 では、どうして隣接のウオッセの方を目指すかというと、前に車で行った時に食った物が美味かったから、また食いに行くのだ。そんな単純なんだか複雑なんだかわからない理由で、とりあえず、進んで行く。しかし、やはりちゃんとした地図か、わかってる人の道案内がないと、まずいかも知れない。とりあえず、行きは良い。目標物が分かり易い分、多少迷っても、最終的には辿り着けるだろう、しかし、目印があるんだかないんだか良くわからない所を曲がったり折れたりしていると、黒生駅に戻る道を正確に覚えている自信がない。まあ、なるべく分かり易い所で転進して、目立つ物を覚えていこう。
 そう思い進んで行く先に現れた精肉店、「名雪精肉店」…大きなおでん種とか取り扱ってるんだろうか?(謎)
 そうこうして進む事しばし、住宅地とかキャベツ畑とか、工場とかの間を抜けて、前に車で来た時に、ここで曲がった筈、と言うファミリーマート前に到達。ポートタワー方面を目指して坂を下る。ふと、歩道脇から伸びる階段に奇妙な物を見付けて立ち止まる。烏賊。そう書かれたプレートが埋め込まれている。…なして烏賊?
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 そして辿り着いたウオッセ。確かに徒歩25分で着いたけどさぁ…これ、歩くの普通じゃないよ?
 とりあえず、一回りしてから、目的の物を購入。さっきの烏賊な階段から続いてるっぽい公園の東屋で食べる事にする。
 購入したのは「鯖カレーまん」と「さけピザまん」奇妙な中華まんだが、コレがなかなかイケるのだ。飲み物としては千葉の定番MAXコーヒーを合わせてみる。一部では、千葉でコーヒーと言えばコレと言う都市伝説があるが、それは間違いだ。MAXコーヒーとはコーヒーとは別の「MAXコーヒー」というコーヒーを原料の一部に使った飲み物であり、千葉でもコーヒーと言えば、普通にコーヒーだ。
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 中華まんと濡れせん、そしてMAXコーヒーを平らげて一息、ここからのルートとして選択肢は二つ、バスで一旦銚子駅へ戻るか、歩いて黒生駅に戻るか、バスはそこそこ本数があるはずだが、待つとなると面倒だ。やはり、歩いて戻るか
 とりあえず、さっきの階段までは公園の中を行ってみよう、と言う訳で歩き出す。所々、足元に例の烏賊の様なプレートで鰈だの鯖だののプレートが埋まっている。誰が得するんだ?これ?
 烏賊の階段を登り、道路に戻る。だいたいこう来たはずのルートを戻る。途中までは見覚えのある道を進み…はて、ここは何処だろう?来る時に通っただろうか?大まかな方向は、間違っていない筈なんだが…まあ良いか、そのうち線路が見えれば、黒生駅に戻れるかどうかは別として、何処かの駅に着く。そうこうしていると、見覚えのある景色に戻った。何処かで路地数本ズレた様だ。
 笠上黒生駅、と言う看板が出ていても、駅の入口には見えない路地に入り、駅へと帰り着いた。最寄り駅だけど、歩いちゃダメだ。

 駅について、すぐに、銚子方から鉄子号、外川方から桃鉄号がやって来た。スタフの交換を撮影して桃鉄号に乗り込む。
 桃鉄号に揺られてやって来たのは、観音。ここで降りたのは、他でもない、うぐぅ鯛焼きの為だ。主力のせんべいには及ばないが、銚子電鉄の財政を支える貴重な収入源であることは、間違いない。
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 鯛焼きを食べ、銚子駅まで行った桃鉄号が戻ってくるのを待つ。まあ、待つと言っても、また乗り込む訳ではない。撮るのだ。そんな訳で、駅前の踏切辺りに待機。線路内を歩く猫を発見。猫、多いのかな?この辺。

 やがてやって来る桃鉄号、降りる遮断棹…なんだか、だらしなく垂れ下がってる様で、すごく不安感がある…大丈夫か、この棹?
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4/29 銚子電鉄3
 一駅の乗車で犬吠に到着、今回の主目的を果たすとしよう。
 今回銚子までやって来たのは、デハ1001と1002の塗り替え後の姿を見たかったからでも、煎餅を食べたくなったからでもない。4月27日にアスキーメディアワークスより発売された、コミック版鉄道むすめ、そのコラボ企画として、犬吠駅に外川つくしのスタンプが設置されているのだ。このスタンプは、コミック版の最後のページに押す事を目的として、作中に登場する外川つくし、久慈ありす、鷹野みゆきの3キャラ分が、銚子電鉄犬吠駅、三陸鉄道久慈駅、広島電鉄本社と、各キャラ縁の地に設置されている。早速目的を果たしたいが、下り到着直後ほどではないが、まだ構内は少し混沌としている。
 何やら、ホームに入ろうとして、駅員に入場券を買う様に言われ、「何が入場券だ!しみったれたこと言うんじゃねえ!」等と罵声を浴びせて去って行く者まで居る。この金が無い鉄道会社相手に、何をしみったれた事を言っているんだか、電車を只見したいなら、駅に入らなければ良いだけの話、金は払わない、中には入れろと言うのは、虫が良すぎる話だ。

 出改札窓口の脇のコルクボードに、目的の物の在りかを示すポスターが掲示されている。しかし、肝心のスタンプは見当たらない。駅員は切符を買う客の相手をしている最中、とりあえず主目的は、後にして、まずは一日券の特典、煎餅一枚プレゼントを受けに行く。
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 煎餅を貰い、出改札窓口へ戻る。駅員にスタンプの在りかを聞くと、カウンターの中からスタンプと朱肉を出してくれた。とりあえず、練習用のコピーと白紙にスタンプを押し、いよいよ単行本へ、一番綺麗に押せたのは練習の二回目で、単行本に押したのは、少し付かない部分があった。やはり無線綴じの本にスタンプを押すのは難しい。
 ついでに、出札脇で、なにやら商品カゴの下敷きになっていた外川駅レイアウトについても聞いてみる。
「これ、コミックIKKI編集長が作ったヤツですよね?」
「はい、そうです」
そう言って、こちらの意図を察して、上に乗っていたカゴを退かしてくれた。早速コレも撮影する。
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「ありがとうございました」
撮影を終え、礼を述べ、一旦駅の外に出る。駅前には、いつのまに出来たのか、桃鉄の貧乏神の石像が建っている…いいのか銚子電鉄、貧乏神建てて?
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4/29 銚子電鉄2
 列車が発車していった事で、一旦人が退けて、駅に静寂が訪れる。駅舎内に戻ってみる。出札口の横、ショーケースに銚子電鉄グッズ他色々が入っているが、その中に何故かコップ入り状態になった鉄道むすめ外川つくしの姿がある。いろいろとカオスだ。
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 風が吹くと、何処かからチリンと風鈴の音が聞こえた。音のした方を見上げると、天井から風鈴がぶら下がっている。随分と高い位置に下げたものだ。
この外川駅、駅舎自体かなり古いが、それ以外も結構古い。コインロッカーが設置されているが、かなり錆だらけで、本当に使えるのかどうか、不安な感じだ。
 駅の外に出てみる。車止め付近に、トロッコ車両澪つくし号が留置されている。確かこれも保留車扱いで、しばらく本線で使っていない筈。折角あるのだから、また使える様になって欲しい物だ。
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 まだ次の列車がやって来るまで時間はある。ちょっと海の方まで足を伸ばしてみよう。駅前の道を海へと降りて行く銚子は岬の町、海への道は下り坂となる坂の多い町でもある。海への道は、真っ直ぐだが、住宅街の路地と言った感じの細道だ。地元民が犬の散歩途中で井戸端会議に興じていたりする。
 この辺りの海は外川漁港という小さな漁港になっていて、防波堤に囲まれた中に、小型船の姿が見える。他には特に、変わった物はなし、来た道を戻り、外川駅へ。
 駅に戻ったが、まだしばらく時間に猶予がある。駅の周囲をフラフラ、ふと、線路上を猫が歩いているのが目に付く。あまり頻繁に列車が来る訳ではない路線、猫にしてみれば、たまに邪魔な列車が来るだけで、我が道と言った感じなのだろう、実に悠々と歩いている。やがて、レールの上からひょいと飛び降り、草むらの中へと消えて行った。

 猫が去ってしばし、踏切が鳴り出し、カーブの向こうからデハ1001の青い車体が顔を出した。このデハ1001の桃鉄カラー、広告効果とか考えた場合、千葉県のローカル私鉄とかどうなのか、と言う意見、いろんな意味で注目を浴びている銚子電鉄に出したので、効果十分と言う意見、両方あるだろう、だが、そもそもの話、鉄好きが高じて、自分の会社にハドソンなんて付けてしまう様な創業者の会社だ、損得抜きという可能性すら否定出来ない。
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 車内に乗り込む。鉄子号が車内も鉄子仕様だったが、あくまでシールとか広告枠の使用だったのに対し、この桃鉄号は、シートモケットも桃鉄キャラ柄に張り替えている。広告枠にもハドソンがいっぱい…だが、大丈夫かハドソン、本当にそんな余裕あるのか?

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4/29 銚子電鉄1
 銚子駅1番線に到着した列車から降り、改札口へは向かわずに跨線橋へと上るエレベーターに乗る。目指すは銚子電鉄ホーム。
 銚子電鉄ホームは、2番線の先を切り欠いた様な形状だ。3月のダイヤ改正から、銚子までSuicaエリアが広がった関係で、銚子電鉄ホームの手前にも、Suicaの簡易改札機が設置されていた。銚子電鉄へ乗り換える際、あるいは、銚子電鉄から乗り換える際は、これにタッチしろと言う事だ。
 銚子電鉄ホームでは、ほぼ待つことなく上りの列車がやって来た。デハ1002、菊池直恵デザインの通称鉄子カラーだ。下車客が済んだ所で車内に乗り込み、車掌から一日乗車券を買う。
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 車内を見ると、外装だけでなく、内装も鉄子仕様で、広告枠を使って鉄子の旅銚子電鉄再訪編を掲示していたり、ドアステッカーが鉄子3人組だったりと、意外と手が込んでいる。
 以前に乗った時もそうだったが、このしおさい1号に接続する列車は、もの凄く混む。座席はほぼ全てが埋まり、立ち席も出る。そして、車掌の一日券販売が追い着かなくなる。
 とりあえず確保した座席に座り、銚子電鉄の旅へ。
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 銚子電鉄は全線単線電化の路線、途中、行き違いが出来る駅は、笠上黒生のみ、銚子を出た列車は、仲ノ町、観音、本銚子と停車して、その笠上黒生へ、行き違う上りは、デハ1001、桃太郎電鉄カラー、今日は異色車のみが運用に就いていて、銚子電鉄標準色の列車は、動いていない様だ。
 西海鹿島、海鹿島、君ヶ浜と各駅に停まり、犬吠、ここで大量下車、今回用があるのはここだが、この大量下車に飲まれたくないので、そのまま終点外川まで、ガラガラになった車内に残る。
 外川に到着、車外に出る。このまま折り返しても良いのだが、敢えて一本見送って、この駅の周りを彷徨いてみるのも手だ。そんな訳で、乗って来た鉄子号が発車して行くのを見送る。鉄子号が出て行った隣、デハ301が留置されている。廃車ではなく休車扱いだと聞いているが、それにしては劣化が進んでいて、復帰させるにも一苦労という気がしてしまう。
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4/29 しおさい1号
 千葉駅の駅ナカで朝食を済ませ、しおさい1号銚子行きを待つ。
 世間的にはゴールデンウイーク、国営放送的には大型連休とか言う期間に入っているせいもあり、普段なら自由席にする所だが、今回はだいぶ悩んだ末に、グリーン車なんて物にしていたりする。相当奮発した様に聞こえるが、実は繁盛期で普通車指定席の料金が上がっている事もあり、そことの差額はあまりない、そして、えきねっとの残席情報によると、普通車指定先は残り僅かを示す△、そしてグリーン車は残席十分な○、おそらくは普通車指定席は、相席、グリーン車なら隣に誰かが来る心配もないくらいだろう。更に言えば、普段、グリーン車は無人で走っているのも見掛ける。上手くすれば、グリーン車一人分で、一両貸しきりなんて事態もありうる。

 しおさい1号が、千葉駅に到着する。結論から言えば、最も空いていたのは普通車自由席、次がグリーン車で、最も混んでいたのは普通車指定席だった。自由席だったら、シートを回転させて4席独占も可能だったのだが、まあ良い。
 255系のグリーン車は、普通車と変わらんとかいろいろ言われているが、確かに見た目にわかる差違というのは、あまりないが、乗ってみると、痩せても枯れてもグリーン車、そう悪くないのだ。もっとも、その事を知ったのは、ホームライナーとして運用される際の事だ。普通車と同額で乗ってみて、確かに普通車より良い、という実感が持てたからこそ、グリーン料金を払ってまで乗ろうと思ったのだ。

 一時間強の乗車で、列車は終点の銚子に到着した。


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10/13 白川郷3
昨日、宿に着いてから、別館の温泉に入り、夕食を食べて、本館の温泉に入り、早めに寝て、起き抜けにまた別館の温泉に入りとすっかりくつろぎまくっていた。
朝食を摂り、部屋で食休みして、出発準備。

宿をチェックアウトする。
駐車場に出ると、車は朝露に濡れている。とりあえず、荷物を積んで運転席に乗り込む。キーを差し込み起動。ワイパーを1往復させて、フロントガラスの水滴を払う。サイドとリアは、拭かなくても大丈夫だろう。微速前進、駐車場から坂を登り、道へ出る。
カーナビに目的地は設定していない。これから向かう先は、大雑把な場所しか把握していないが、多分何とかなるだろう。

国道へと合流して、荘川方面へ。

しばらく国道を走ると、前方に御母衣ダムの巨大な堤が見えてくる。その壁に行く手を阻まれる様に、国道はヘアピンカーブ。カーブの所に電力館なる施設がある。帰りにでも寄ってみるか。

電力館の脇を抜け、もう一度ヘアピンカーブ。ここでぐにゃぐにゃと曲がりながら、一気にダムの湖面より高い山腹へと登って行くのだ。恐らくは、ダムが出来る前は、この道は谷底をダムに沈んだ集落へと向けて走っていたのではないだろうか?

トンネルを二つばかり抜けた辺りで、路側の空き地へと車を入れる。
ダム湖が朝日を反射して光っている。
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目をダムの方に転じてみる。
背景として使われていた取水塔がある。
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車に戻り、ダム湖沿いの国道を南下する。目指す場所は、このダム湖を過ぎて更に川沿いを進むらしい。
再スタートしてまもなく、今まで通ってきたトンネルと比べて新しめのトンネルに入る直前で、左手湖岸に沿う旧道っぽい道がある。おそらく、このトンネルが出来るまでは、そっちが国道だったのだろう。カーナビにも表示されている。通れるのだろうか?
通ってみたい衝動に駆られるが、相当曲がりくねった道の様だ。わざわざ真っ直ぐなトンネルに付け替える位だから当然と言えば、当然なのだが、問題は、そんな道で、しかも走りやすい道があるのに、わざわざ走りにくい方の道を通る酔狂な人間は、殆ど居ないだろうと言う事。何かあった場合のリスクを考えると、妙な気を起こさない方が良さそうだ。素直に国道のトンネルに入る。

しかし、旧道の方に集落があるとも思い難い、ダムの管理用にでも使っているのだろうか?

トンネルを抜け、ダム湖沿いをジグザグと走る。所々に、駐車場があったり、石碑が建っていたりする。とりあえず、目的地まで行って、復路で停まってみよう。

いくつかの橋を渡り、いくつかのトンネルを抜け、いつしか道はダム湖沿いから、川沿いへと戻る。
そろそろか?そう思って探してみるが、それらしい建物は見当たらない。

そうこうするうちに、前方に工事中で車線規制の所が見えて来た。その手前、もう一つの目標の吊り橋らしい物が見えた。だが、既に通り過ぎ、反対側車線がパイロンで封鎖された区間に入っている。
仕方ない。もとより探していた方を見付けてから戻って来よう。

しかし、結局、それらしい建物は見付からないまま、156号と別れ158号に入り、道の駅荘川に着いてしまった。
この道の駅には、日帰り温泉施設の桜香の湯が併設されている。この温泉にも入ろうと思っていたから、先にその目的を済ませる事にしよう。
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温泉が開く10時までは、まだ時間がある。その間に、もう一度目的地の情報を得ようと、文明の利器を取り出すが…なんか圏外って表示されてるんですけど?
また070と090の違いに泣かされた…

開店を待って、温泉へ。営業開始直後で空いていたし、天気も良かったので、露天風呂がすごく良い感じだった。
しばらく温泉で茹で上げられて、休憩室でフルーツ牛乳飲みながらごろごろして、巡礼に戻る。
とりあえずは、周囲を警戒しつつ、さっきの吊り橋まで戻ろう。

車を走らせ、目的の物は見付からないまま、さっきの工事区間。ここを抜けると吊り橋だが…って、あった!
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吊り橋と工事に気を取られ、しかもさっきは建物の後ろ側からだったから見落としていたが、吊り橋のすぐ隣に、雛見沢分校のモデルの建物発見。ウインカーを左に出し、吊り橋脇の東屋の回りに駐車スペースがある変な駐車場に突入。
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結構な台数が停められる様だが、巡礼者以外に誰が使うと言うのだろうか?

カーナビに表示された地図には「森林事務所」の文字がある。どうやら、この建物、本当に営林署の様だ。
吊り橋の方へ行ってみる。随分と立派な吊り橋だが、渡った先は山へと消えている。一体どんな人が使うのだろうか?
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分校を出て、国道を戻る。
再び御母衣湖畔を走り、水没記念碑の横に車を停めてみたり、水没した寺から移植した荘川桜がある公園に寄ったりする。
さて、その桜のある公園だが、樹齢400年の巨木も勿論気にはなるが、それ以上に見下ろした湖に気になる物がある。
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どう見てもレールだ。枕木もある。先端は湖の中へと消えている。
こんな所に、湖に沈んだ廃線はないはずだし、そもそもこの勾配では、普通の車両じゃ登れない。
近くに行ってみる。
駐車場になっている所の下、トンネルの様な構造物に線路は消えている。というか、レールの幅が異様に広い様に見えるのは、気のせいか?
P1050288.jpg
後ろを振り返ると、御母衣電源神社なる神社がある。このトンネルの正体がわかる物でもあるかと、神社に行ってみるが、結局何もわからなかった。

車を走らせ、ダムパークまで戻る。駐車場に車を停め、展示物などを見て回る。ダム建設に対する反対運動と和解、さっき見てきた桜の移植に関する展示などもあった。
さて、このダムパーク、ダムを管理する電力会社が開設している。ならば、ここの人なら、何か知っているかもしれないと思い、さっきのレールについて聞いてみた。
「あれはですね、駐車場の下が、ダムの巡視船の格納庫になってるんですよ。ダム湖の水位の上下が激しいので、水位が下がってる時は、あのレールを使って船を上げ下げしてるんです。」

なるほど、答えを聞いてみると、しごく納得の行くものだった。

疑問が解決して、スッキリしてダムパークを出る。

とりあえず、巡礼系のイベントはだいたいクリア。
あとは、ついでの事を済ませながら帰るだけだ。
というわけで、次に車を停めたのは、道の駅飛騨白山。昨日泊まった宿とは、川を挟んで反対側。この道の駅も温泉施設を併設。

入浴と昼食を済ませ、道の駅を出る。

国道を走り、合掌集落の辺りまで戻る。集落の中を行かずに国道を走り、診療所前の交差点を、集落方面へ曲がる。
診療所のはす向かい辺りにある温泉施設、白川郷の湯に車を入れる。
だんだん、聖地巡礼ついでに湯巡りなのか、湯巡りついでに聖地巡礼なのか怪しくなってきている。
もちろん、ここでも入浴。露天風呂から回りを見ると、川の流れと、川を渡る国道156号の橋が見える。
…えっと、一応下の方は板というか壁あるけど、これ、ひょっとして、橋からも、風呂が見える?それとも角度的に、身を乗り出しでもしない限り、顔くらいしか見えない?

しばらく温泉を堪能して、車に戻る。
さて、どうするか?これからの行程をこなすのに、多少時間に余裕がある。流石にここに車を放置して、集落の中に散策に出るのは、盛大なマナー違反だろう。とは言え、せいぜい30分か1時間の為に、集落内の駐車場を使うと、500円かかり、勿体ない。しかも停められる保証は少ない。
もう一回、展望台でも登ってみるか
そう思い、車を156号、そして360号へと向けた。

再び城山展望台。
ここの駐車場は無料だが、天守閣展望台の方の駐車場に、車を放置して他の所に行ったら罰金とか書いてある。当然と言えば、当然だ。おとなしく近辺を彷徨く程度に留めておく。

集落の方へと降りる、農業関係車以外通行止めの坂に、何やら白いワゴン車が停まっていて、作業服姿の男達が…山狗の皆さんが工作活動中!?
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残念ながら、車に書かれている会社名は小此木造園ではなかった。

展望台から再び360号を下り、156号へ鋭角カーブを切る。国道同士の交差点だが、片方が林道同然なので、信号はなく、156号の車が途切れたタイミングで曲がらなければならない。

再びの道の駅白川郷。第一駐車場は車がいっぱいで、前原屋敷前の第二駐車場へ回る。
…なんか、ここにも作業服姿の人が…やっぱり山狗のみなさんが作戦行動中?
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それはさておき、ここに寄った目的は、土産物を買う為だが、第一駐車場がいっぱいな事からもわかる様に、結構な混雑だ。とりあえず、いくつかの土産物を購入し、早々に退散することにした。

インターチェンジの坂を登り、料金所で通行券を取り、富山方面へと誘導路を…ってなんか出口の誘導路と平面交差とか有り得ない構造してるんですけど?このインターチェンジ…左折禁止とかって看板立ててるけど、そもそもこの構造が危ないでしょうに…
そういえば外環にも似た様な構造のジャンクションが有った様な気もするが、あっちは信号管制してたな、確か…

東海北陸道を順調に飛ばす。だいたい予定通りの時間だ。
今回も城端サービスエリアに入る。昨日の朝と比べて、第二駐車場近辺は車も人もだいぶ多い。湯巡り最後の入浴へと向かう。
ここは温水プールもあるようだが、温泉だけにしておく。しかし、ここはどうやら日帰り入浴の温泉と言うより、温泉付きフィットネスみたいな感じの様だ。

若干の土産物追加購入をして、店の前のワゴン車で売っていたスティック状のカレーパンを買い、車に戻る。いささか高めの値段設定だが、なかなか美味い。カレーパンをもそもそと頬張りながら、誘導路を抜け、本線へ戻る。

さて、昨日からこのプリウスを走らせているが、高速だ山道だと結構ハードに走り回っている筈なのだが、目の前のディスプレイに表示されているガソリンメーターの目盛が、全く減っている様子が無い。
カタログスペックのリッター30kmと言うのは、「そんな、スクーターじゃねーんだから」と全く信用していないので、ガソリンメーターが壊れているんじゃないだろうか?と言う疑問が湧いてくる。まあ、たとえそうだったとしても、多少は燃費が良いはずなので、突然ガス欠で止まったりはしないだろうが…

北陸自動車道へと移り、砺波市内へと帰還。レンタカーの営業所付近で給油する。さて、どの位入るか?
「満タンで8.1リットル入りました」
…どうやら、ガソリンメーターは壊れていなかった様だ。

ガソリンスタンドを出て、営業所へ帰着。返却手続きと、ガソリン代キャッシュバックキャンペーンのキャッシュバックを受ける。リッターあたり20円キャッシュバックだが、給油したのは8リットル。返金額は160円。ガソリン代そのものが安く済んでるから良いのだが、返ってきたのは、ペットボトルの1本も買ったらなくなってしまう額だ。
渡された明細書を見ると、走行距離は215kmとなっている。リッター27km弱とかってスコア出しちゃいましたよ、この車。

砺波駅まで徒歩で戻り、城端線で高岡へ。乗車予定のはくたかまでは、ちょっと余裕がある。城端線が1時間に1本しかないので、戻るのが遅くなった場合の安全策を採って、わざと1本遅らせて指定席を確保しておいたのだが、それがそのまま空き時間となってしまった。約1時間、何もしないには、時間がありすぎるが、いざ何かするには、短い。結局、喫茶店で時間潰しと、無難すぎる選択に落ち着いた。

はくたか23号で帰路に就く。このはくたか、接続のサンダーバードが、神戸線の人身事故の影響で、遅れたとかで、5分遅延でやって来た。結局、この遅延は、終点の越後湯沢まで回復せず、上越新幹線にも遅れを引き摺る事になった。大阪近郊の人身事故が、北陸回りで上越新幹線までと広域で遅延を伝搬させた。ひょっとすると、普段は気付かないだけで、こういった事は、頻繁に起きていて、身の回りで起きている列車遅延の根本原因は、実はもの凄く遠い所の事故や故障、なんて事もあるのかもしれない。

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10/12 白川郷2
車に戻り、国道156号を合掌集落方面へ向かう。
砺波市内では片側二車線だった156号も、この辺りでは片側一車線の対面通行だ。

道は渋滞しているが、完全に止まってしまう程ではなく、動いて止まってを繰り返す。
荻町交差点の手前で、156号から、360号に左折。この国道360号、観光地図やカーナビでは、立派な道路が通っている様に書かれているが、実態としては酷道。流石に舗装はされているが、路側を示す線も、センターラインも存在しない。普通車同士は、速度を緩めればすれ違えるが、大型車相手だと、場所を選ばないとすれ違いが難しい。当然、大型車同士は、すれ違い場所が限定される。
ちなみに、「大型車展望台までは行けます」との表示があったと言う事は、その先は、もっと酷い道になると言う事だろう。

展望台へと向けて、登って行く、途中、歩行者向けに、展望台へのショートカットコースを示す案内板が出ていたりもしたが…なにこの獣道?と言った感じの物だった。

国道から外れ、展望台へと続く農道へ。多分、両方の写真見せられて、どっちが国道か聞かれても、正解出来る自信はありません。
この高台に店を構える、城山天守閣に到着。店の方の舗装された駐車場は満車、舗装されていない駐車場に車を停める。

展望台へと向かい、集落を見下ろす。
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インターの方へ目を移すと、出口渋滞は、とうとう料金所まで繋がって閉まった様だ。

周囲を歩いてみる。通学路として登場した風景に出会う。違っている所と言えば、人が多い所くらいだ。

ここから集落の方へも降りて行く道があるが、農業関係車以外通行止め、来た道を戻るしかない。
農道から国道360号、そして156号へと合流。

入江診療所のモデル、白川診療所の前を通過して、集落内に入る。しかし、これは失敗だったかも知れない。集落内は、一方通行規制はされているものの、歩行者天国ではない、だが、道いっぱいに歩行者が広がって歩いている。更には、今乗っているのはプリウス。バッテリーモードでの走行になると、自動車が接近していると解る様な音はしない事もある。
何処かの駐車場に停めたいのだが、なかなか空いている駐車場がなく、集落の中を低速で進み続ける。
しばらく行って、ようやく空きのある駐車場を発見、車を停め、料金500円を支払い、集落内の散策に出る。

まずは、園崎本家のモデルになった和田家へ、和田家の中は、見学者も多く、到底人が居ない状態での背景写真は撮れない。
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そんな園崎本家にあった展示物、農具の筈なのに、別の用途を考えてしまうのは、やはりアレだ。


和田家を後に、白川診療所へ。交通規制の関係からか、診療所の前にパイプ椅子を置いて何かしている人が居る。診療所前で警戒中の山狗の皆さんに見えるのは(ry
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集落へと戻り、東通りを山の方へ、竜宮家のモデルを発見。

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続いて北条家。
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そして梨花ちゃんハウス。
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この三軒、かなり密集して存在している。

梨花ちゃんハウスの先は、さっき登った城山展望台へと続く道。ここを登り、徒歩で展望台を目指す観光客も多い様だ。

集落の中を、再び南下する。集落の中は、所々に、五平餅やだんごを売っている店がある。そんな店先の一つに、異様な集団を見付けた。魅音、沙都子、鷹野、羽入、真理亞、ラムダデルタ等、ひぐらしとうみねこのコスプレ衣装を身につけた男
………さて、見なかった事にしますか…
普通の観光客が、「なんだ?ありゃあ?仮装行列か?」とか言っているのが、聞こえる気がするが、きっと何かに感染して発症しないと見えない物とでも思って、気にしない事にしよう。

途中、長瀬家の見学をしたり、風景を撮したりしながら、古手神社のモデル白川八幡宮へ
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絵馬を見ると、99%痛絵馬と言って良いほど普通の願い事がない。
お守りや絵馬と言った物は、隣接するどぶろく会館の受付で頒布している。入館料を払って見学すれば、どぶろくを飲んでいく事も出来るのだが、いかんせん、運転手が他に居ない為、飲んでしまうにはいろいろと問題がある。お守りだけ買って、古手神社を後にした。

男真理亞が痛絵馬を見ていた様な気がするが、気にしたら負けだろう。

庄川の対岸に渡る為、であい橋なる吊り橋を目指す。途中、男羽入が、食い物を買っていた様な気がするが、気にしたら負けだろう。

大量の観光客に混じり、橋を渡り、園崎家の庭のモデルになった合掌造民家園へ
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園内を歩いていると、他の巡礼者らしき一団が、作中で使われた風景を見付けては、「ここからこっち見た所だ」とか話していたりする。
多分、普通の観光客から見た場合、巡礼者と観光客を見分けるのは、巡礼者が普通の恰好をしていると難しいだろうが、巡礼者が、巡礼者と観光客を見分けるのは、そうそう難しい事ではないだろう。

茶室で抹茶を出している様なので、休みがてら飲んでいく事にする。
観光地を回っていると、こういう茶店や茶室はときどきあるが、結構立ち寄っている気がする。多分、こう言うのが嫌いではないのだろう。

民家園を後に、集落内をしばらく散策、通学路や園崎家玄関のモデルなどをカメラに納めつつ、車へと戻った。

今夜の宿へは、ここから車で十数分かかる。
宿の名前をカーナビに打ち込むが、該当なし。住所でもそのものの番地では当たらない。数字の近い番地をとりあえずの目的地に設定して発車。
国道156号へ出て、しばらく南下。平瀬温泉郷で国道を外れ、更に対岸へ渡る。すると、宿の名前が地図上に改名前の旧名で表示された。

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